欧米人はなぜ外国語を覚えるのが早いのか?

よくスポーツ選手のインタビューで非英語圏の選手が英語で話しているのを目にしますが、「なんでしゃべれるんだろう。。」
そう思ったことはありませんか?

逆に日本人選手は英語がある程度話せるとしても「正確に伝えたいから」などの理由で必ず通訳を介して話してる選手が多いですね。

これってたぶん「下手なのが恥ずかしい」からなんでしょうけど。。

 

私は非英語圏に5年間生活していました。

その都市は「上海」です。

上海はいまや人種のるつぼと化した世界有数のビックシティで世界中の人々が集まっています。

現地語は「中国語」になりますので当然ここで暮らす以上、現地の言葉を学習する必要に迫られるのですが、私はここであることに気が付きました。

 

漢字を使う言語なのでアジア人の方が欧米人より中国語を習得するのは早いだろう。。

そう思っていたのですが、実際には欧米人の方が早くしゃべりだすケースが多かったのです。

 

なぜなのでしょうか。。

 

実は「日本語」は特殊な言語

私自身、それまで日本語しか話せなかったし必要に迫られて日本語以外の言語を話さなければならない状況で生活した経験はありませんでした。

ただ英語には「日本語にはない発音」がありそれが日本人には英語を聞き取れず、英語を話せない一つの原因になっている。。。

そんなことだけは日本人としての一般常識として知っていました。

 

この「日本語にはない発音」についてですが、日本を出てみて初めてどういうことなのか理解することになったのです。

それは「日本語というのは世界の他の言語と比べると特殊である」ということです。

 

他の国々ではアルファベットを使う国ならアルファベットだけ、漢字を使う国なら漢字だけを使用して言語を形成します。

ところが日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「外来語」など様々な表現方法を用います。この組み合わせによって実にいろいろな「言い回し」で相手に意思を伝えているのだと。。

ところが他の国々では「言い回し」ではなく「発音の仕方」で伝え方のバリエーションを増やしているのです。

 

英語だけでなく中国語も「発音の言語」と言われます。

これに対して日本語は「文字の言語」とか「文法重視の言語」とか言われます。

逆にいうと日本語は適当に発音しても通じる言語なのです。

これは他の言語からみると特異なんですね。

 

だから日本人は英語に対しても自然と文法にこだわってしまうのだと思います。

結果、日本人は外国語を勉強する場合、机の上でノートと筆記用具を使って覚えようとします。

 

ところが欧米人が中国語を学ぶ方法というか姿勢は日本人とは違います。

ほとんど中国語が話せない段階から中国人の「会話の練習相手」を探します。

家庭教師というより「話し相手」です。

つまり自分に合う話し相手をみつけ、とにかく「話す」のです。

日本人の勉強方法が「ノート中心」である事に対して彼ら欧米人の学習方法は「会話中心」です。

とにかく話して覚えようとするのです。

彼らにとって言語は文字通り「耳から覚える」のが当然だからなのです。

「会話の練習相手」をつかって覚える。という方法は日本人の私からすると目からウロコでした。。

 

結果、ペーパーテストでは日本人の方が良い点をとりますが、コミュニケーションでは当然ですが欧米人の方が早く現地の人々と話せるようになるというわけです。

 

私が他の国の人々と同じ言語を学んでみて気が付いたのは「日本語」は世界の言語の中では特異な言語であるという事。

なのに日本語の感覚で他の言語を学ぼうとしていた事。

 

そもそもヨーロッパの人々なんかは他の民族(言語)と接する機会が多いので、言語を「正しく学ぶ」ことに意識はあまりなく「多少違っていてもいいから意思疎通をとるための言語」という意識・感覚が深く根付いている気がします。

まずはコミュニケーションをとる事が大事なわけで、最低限通じれば隣の国で買い物ができるわけです。

この感覚って単一民族・島国そだちの我々日本人にはない感覚ですね。

 

この体験を経てからは私は語学学習に対して考え方がかわりました。

まずは「意思疎通」が取れれば良し。

通じなければジェスチャー交じりでも良し。

とにかく会話しようと試みる。

この姿勢がハッキリと自分の中で芽生えてからはメキメキと中国語も英語も上達しました。

 

そんなわけで、このサイトでは英語を会話しながら覚える方法についてまとめてみました。

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